日本行動療法学会第37回大会

大会長挨拶

 この度、理事会からのお薦めもあり、次回の日本行動療法学会第37回大会および日本行動療法学会第35回研修会の開催を、東京家政大学および医療法人和楽会赤坂クリニックでお引き受けすることになりました。
 今大会は、「現在から未来へ 我が国における認知行動療法の展開」を大会テーマとさせていただきました。これは、2010年4月に我が国でうつ病の認知療法・認知行動療法が保険収載され、うつ病の認知療法・認知行動療法が幅広く展開されてきたこと。また今後は、不安障害等に関してもエビデンスのある認知療法・認知行動療法の我が国でのさらなる展開が期待されること。さらに、精神・心身医療や教育分野のみでなく、産業や福祉、および司法・矯正分野に今後一層の展開が求められていることなどを考え、本大会がそれに寄与する大会となることを願って設定させていただいたテーマです。
 開催時期は、平成23年11月26日~28日(土、日、月曜日)の3日間で、会場は飯田橋駅から5分ほどの、飯田橋レインボービルと家の光会館、および東京理科大学の2教室をお借りして開催させていただくこととなっております。26日には、研修会のワークショップを24本予定しており、27日と28日が学会となっております。
 会員の皆様方におかれましては、自主企画シンポジウム、ケーススタディ、口頭発表、ポスター発表に、積極的に参加していただき、ご協力いただきますようお願い申し上げます。学会準備委員会としましても、海外特別講演や大会企画シンポジウム、およびランチョンセミナーなど、我が国における認知行動療法の一層の展開に寄与できる企画をつめている最中であります。何卒よろしくお願い申し上げます。

日本行動療法学会 第37回大会
大会長: 福井 至 (東京家政大学 人文学部)