WS10
日本行動療法学会 第35回研修会

WS10
タイトル:
マインドフルネス認知療法 -「なぜ」そして「どのように」用いるか-
講師:
越川房子

所属:
早稲田大学文学学術院

対象:
初級~中級・その他(クライエントに対する適用だけでなく、ご自身もマインドフルネス瞑想を実践していきたいと考えている方)

定員:
50名


概要
 マインドフルネス認知療法は、認知療法の原理や実践をマインドフルネスの枠組みに組み入れたものであり、うつ病の再発予防に有効であることが実証されているプログラムです。標準的には1回2時間、全8回のセッションから構成されます。
 マインドフルネスとは、「意図的に、今この瞬間に、価値判断することなしに注意を向けること」と定義されています。ワークショップでは、なぜこのマインドフルネスがうつや不安に対して有効なのかについて、理論的な観点からできるだけわかりやすく説明します。また、プログラムで提供される主要な技法を紹介するとともに、まず参加者の皆様に実際にそれらを体験して戴きます。次に,マインドフルネス認知療法の8セッションのプログラム内容について概説し(下記参照),体験した主要な技法をどのように用いるのかについて説明します。尚、技法を体験して戴いた後に、参加者の皆様からコメントを頂戴したいと思います。それらのコメントについて行われるインストラクターや他の参加者とのやり取りを通して、マインドフルネス認知療法のエッセンスを感じて戴けるワークショップにしたいと考えております。
<プログラムの内容>
1:自動操縦状態に気づく,2:練習がうまくいかないことを扱う,3:呼吸へのマインドフルネス,4:現在にとどまるということ,5:経験との異なる関わり方を身につける,6:思考が事実ではないということ,7:自分を大切にする,8:これからに活かす
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