WS8
日本行動療法学会 第35回研修会

WS8
タイトル:
うつ病の集団認知行動療法(実践編):ワークシートの上手な活用法
講師:
鈴木伸一

所属:
早稲田大学人間科学学術院

対象:
初級~中級・その他(うつ病の方への社会復帰や復職支援に携わっている方)

定員:
150名


概要
うつ病に対する認知行動療法は、再発予防や社会復帰支援に効果的であることがこれまで示されている。しかし、わが国においては、患者の認知行動療法のへの期待感は高まっているが、日常診療において認知行動療法を実施する十分な時間が確保できない、認知行動療法の実践家が不足しているなどの理由から、認知行動療法がうつ病の治療およびリハビリテーションに十分に活用されていない現状がる。このような問題点を解決する有効な一手段として、集団療法による認知行動療法の展開が期待されている。
 ワークショップでは、うつ病の集団認知行動療法を実施するにあたって,①プログラム構成,②各セッションのねらいとスタッフの役割,③ワークシートとその活用方法,④個別対応とトラブルシューティング,などついて紹介するとともに、スタッフ間の連携やドロップ愛とを防止するための工夫点などを解説しながら,参加者の方からの疑問にお答えし,グループのスムーズな運営方法を議論したいと思います.
参加にあたり,以下の参考書を推薦いたします.

鈴木伸一・岡本泰昌・松永美希(編) うつ病の集団認知行動療法 実践マニュアル(日本評論社)
鈴木伸一・神村栄一(著) 実践家のための認知行動療法テクニックガイド (北大路書房)
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